大人になるのが不安な人「大人になるって、なんだか大変そう、、、勉強も仕事もいそがしくて、みんなつらそうに見える…。大人になるってどういうことなのか、やさしく教えてほしいな。」
こういった疑問に答えます。
✅ 本記事の内容
- 『ライフサイクルの心理学』のいちばん大事なアイデア【人生の四季】
- 大人の「人生の流れ」を年代別に解説【17歳〜50歳】
- 40代でなやむ理由【約80%の大人が経験】
- この本から今すぐ使える3つのこと
この記事を書いている僕は、本の要約が好きなライターでして、心理学の本をわりと多めに読んできました。
ぶっちゃけ、この本は上下巻でかなり分厚いです。
普通に読んだら絶望します。
でも、大事なポイントはシンプル。ざっくり理解するだけなら、そんなに難しくないです。
というわけで、今回はやさしい言葉で解説していきます。
『ライフサイクルの心理学』のいちばん大事なアイデア【人生の四季】
結論から書きます。
この本のいちばん大事なアイデアは、「人生には春・夏・秋・冬の4つの季節がある」という考え方です。
上記のとおり。
この本を書いたのは、アメリカの心理学者レビンソン先生。
40人の大人にインタビューして、人生のしくみを研究しました。
会社の管理職、工場で働く人、小説家、生物学者、、、
仕事もバラバラの4グループです。
でも、話を聞いてビックリ。
みんな同じような順番で人生を歩いていたんです。
まじで、全員が同じ流れだった。控えめに言って、衝撃の発見でした。
人生の四季【4つ】
人生の四季は、下記のとおり。
- 🌸 春:子ども時代【0〜22歳ごろ】
- 🌻 夏:若い大人【17〜45歳ごろ】
- 🍁 秋:中年【40〜65歳ごろ】
- ❄️ 冬:おとしより【60歳〜】
こんな感じ。
季節と季節の間には、「過渡期(かとき)」というつなぎ目があります。
ここで、自分の生き方を見直すんですよね。
※「人生に季節ってどういうこと?」と思うかもです。
でも、自然と同じで、どの季節にも役割があります。
春がないと夏がこない。それと同じ。
ぜんぶ必要なんです。
大人の「人生の流れ」を年代別に解説【17歳〜50歳】
次に、みんなが通る人生の流れを見ていきます。
ざっくり言うと、下記のとおり。
- 17〜22歳:大人への入り口
- 22〜28歳:新米の大人【夢とメンターを見つける】
- 28〜33歳:30歳の過渡期【見直しの時期】
- 33〜40歳:一家を構える時期【本番スタート】
- 40〜45歳:人生半ばの過渡期【いちばんなやむ時期】
- 45歳〜:中年【新しいステージ】
新米の大人時代【22〜28歳】
この時期の大人には、4つの宿題があります。
①「夢」をもつ
②メンター(人生の先ぱい)を見つける
③自分に合う仕事をえらぶ
④大切なパートナーに出会う
ぶっちゃけ、4つ全部をクリアするのはハード。
だから「新米」と呼ばれています。
30歳の過渡期【28〜33歳】
「このままでいいのかな、、、」と立ち止まる時期。
ここで生き方を見直す人が多いです。
転職する人、結婚する人、引っこす人。
わりと人生が大きく動く年代だったりします。
一家を構える時期【33〜40歳】
新米時代の「練習」が終わり、本番の人生がスタートします。
責任をもち、家族を大切にする時期。
控えめに言って、いちばん「バリバリ動く」時期かなと。
40代でなやむ理由【約80%の大人が経験】
ここが、この本のいちばん大事な章です。
結論から言うと、40〜45歳は人生で最大の「変わり目」。
レビンソン先生は、これを「人生半ばの過渡期」と呼びます。
そしてなんと、研究した大人の約80%がこの時期になやんでいました。
まじで、ほぼ全員。絶望。
※「80%ってうそでしょ?」と思うかもですが、本当です。
えらい社長も、工場で働く人も、小説家も、、、
みーんな、なやんでいました。
ぶっちゃけ、仕事やお金の多さは関係ないんですよね。
40代で起こる「4つの心のけんか」
この時期、心の中で4つの反対の気持ちがけんかします。
- 若さ ⇔ 老い【まだ若い?もう年?】
- こわす ⇔ 作る【やり直したい?大切にしたい?】
- 男らしさ ⇔ 女らしさ【強さ?やさしさ?】
- 人とつながる ⇔ ひとりになる【みんなと?ひとりで?】
上記のとおり。
でも、大事なのはどっちかを選ぶことじゃない。
両方を自分の中で仲良くさせる。これが成長です。
ビフォーアフターで見てみる
🌀 40代のなやみに入る前の大人:
・仕事で成功したい!
・出世して、お金をかせぐぞ
・自分のことで頭がいっぱい
🌈 40代のなやみをこえた大人:
・成功より「だれを育てたか」が大事
・おだやかで、ゆるぎない力がある
・他の人を助けることが楽しい
こんな感じ。
まったく別人みたいに変わる人もいます。
苦しい時期をこえると、新しいステージが待っているんですよね。
※「でも、なやむのってつらい、、、」と不安に思う方もいるかもです。
たしかにつらい。でも、なやんでる時期は「成長してる証」。
ジャンプ台に立っているようなものです。
この本から今すぐ使える3つのこと
最後に、だれにでも役立つ3つのことを書いておきます。
その①:大人になるのはこわくない
大人はしんどいだけ、、、と思うかもです。
でも、それは違います。
大人になってからが、本当の人生の始まり。
季節が変わるたびに、新しい楽しみが待っています。
その②:なやむことは悪いことじゃない
「この学校でいいのかな」「この友だちでいいのかな」、、、
なやむこと、ありますよね。
でも、なやむのは成長してる証。
立ち止まる時期は、だれにでもきます。こわがらなくてOKです。
その③:「夢」と「メンター(先ぱい)」を早めに見つける
若い大人の宿題の中でも、いちばん大事なのが「夢」と「メンター」。
早いうちから見つけておくと、めっちゃ得です。
お父さん、お母さん、先生、スポーツ選手、YouTuber、、、
だれでもOK。
「この人みたいになりたい」という人を、ひとり見つけておきましょう。
» 参考:メンター(人生の先ぱい)は、本の中でもっとも重要なテーマのひとつです。
まとめ:人生の四季を知ると、毎日がちょっと楽しくなる
というわけで、今回は以上です。
ざっくり振り返ります。
- 人生には「春・夏・秋・冬」の4つの季節がある
- どの季節にも意味があって、ぜんぶ必要
- 40代の「なやみ」はジャンプ台。こえたら新しい自分に会える
- 早いうちから「夢」と「メンター」を見つけておくと得
上記のとおり。
繰り返しですが、大人になるのはこわくないです。
むしろ、ここからが本番。
自分だけの物語を、自分のペースで作ればOKです。
今、この記事を読んでいるあなたは、まだ人生の「春」の時期。
これから夏、秋、冬と、たくさんの季節が待っています。
どの季節も、あなたにしか作れない大切な時間ですよ。
それでは、今回はこれくらいにします🙇
» 参考:『ライフサイクルの心理学』(ダニエル・レビンソン 著/南博 訳/講談社学術文庫)
